【影響力の武器】読むのに1年かかった【書評】

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2021年11月から読み出した

「影響力の武器」

 

通勤時にしか読まへんから読むのに1年と3カ月もかかった。

文字数多いうえに分厚い本やから時間かかった…。

 

実はね、俺3年前ぐらいに書評ブログもやってたん。

 

子供に勧めたい自己啓発書~人生に役立つ読書~

 

けどさ、全然アクセス伸びひんから続かんくて。

今でも本は時々読むからこのメインのブログで書評記事書き続けていこうかなーって思う。

 

目次

影響力の武器を読んで学べること

人間が無意識に選択していること、何故営業マン/商い人などの望んだ行動を取ってしまうことがあるのかがわかる。

具体的、実例を挙げて説明してくれるのでめちゃくちゃわかりやすい。

 

損をしない行動を取ることができるようになるための必要な考え方が学べる本。

 

 

心に残った実例3選

簡単にまとめて紹介していく。

 

①売れない宝石が2倍の金額で売れた話

 

質の良いターコイズが中々売れなかった。
目立つ場所においても、積極的に勧めてもダメだった。

怒ったオーナーは、1/2の価格で売り出す指示をして出張に出掛ける。

 

ここで、指示を受けた主任は間違えて2倍の価格で売り出してしまうが、なんと宝石は全て売り切れてしまった。

→品質の良し悪しを決める信号刺激が価格しかなかったために、価格の劇的な上昇だけが、品質の良い宝石を追い求める客を刺激でき、その結果、売り上げが大きく伸びた。

 

あまりに金額が安いと「安いのには何か理由がある」って考えるのは自然だし、それはまともな理由やとも思うけど、逆に金額が高いことで「これは良い商品だ」と錯覚してしまうことがあるってことやね。

 

②クリスマス後のおもちゃ屋の戦略

 

クリスマス後には売り上げが大幅に落ちる。

とあるおもちゃ屋さんはある戦略によって、クリスマスの売り上げは確保しつつ、クリスマス後にも売り上げを維持することに成功した。

その戦略とは何か。

 

シンキングタイムどうぞ。

(´・ω・)、

 


 

【答え】

 

クリスマス前に人気のおもちゃの広告はいつも通りに流す。

しかし、クリスマスには品薄にして売り切れ状態をわざと作り、手に入らないようにした。

 

すると、子供にその広告のおもちゃを買う約束をした大人は代用品を買い与える。

これで先ずクリスマスの売り上げは確保できる。

 

そしてクリスマス後に品薄状態を解除。

 

買う約束をしたおもちゃが店頭に並んでおり、それを目にした子供は欲しがる。

また、子供と広告のおもちゃの「買う約束(コミットメント)」をしてしまっていた親には一貫性の原理が働き、クリスマス前に子供と約束していたおもちゃを再度買わせる事で売り上げを維持していた。

 


 

賢い戦略だなーと思った。
俺には思いつきそうもない戦略だわ。

 

➂予約したままやってこないお客さんを減らす方法

 

「変更がありましたらご連絡ください」

ではなく

「変更がありましたらご連絡いただけますか?」

→はい、と相手に言わせる、約束させることで一貫性の原理が働く。

 

その結果、無断キャンセルする客が30%から10%に減少した。

 


 

ほんの少し言葉を変えるだけで相手の動きも大きく変わる。

言葉遣いってやっぱり大切。

 

感想/まとめ

 

俺は基本人間不信、そう簡単に人を信用したりしない。

だからFXでもメンターなる人がいない。

 

でも、これ、裏を返せば信用したらとことん信用するし、一度信用したらめちゃくちゃ大切、崇拝しちゃう傾向にあるんよね。

 

懐に入られたら俺はめちゃくちゃ弱いと思う。笑

あっという間に思い通りに動いちゃいそう。

 

この本では無意識に動いてしまうきっかけとなる要因を大きく6つに分けて紹介してくれてる。

 

  1. コミットメント
  2. 返報性の機会
  3. 類似した他社の承諾行動
  4. 行為あるいは友愛の感情
  5. 権威からの命令
  6. 希少性に原理

 

具体例とともに紹介してくれてるからめちゃくちゃわかりやすかった。

 

感情が高ぶった時、興奮していると感じた時が考え直すサイン、って文中にあったけど、これは「アンカーマネージメント」という本で書かれていた“コーピングマントラ”と通ずるものがあるなと思った。

 

俺の場合、怒りを覚えたと感じたらコーピングマントラ(呪文)を心の中で真っ先に唱えるようにしてる。

 

俺のコーピングマントラは

「目的はなに?」

これ。

 

「怒る」ことが自分が望む結果を得られる最善の策なら怒ることも手段としては選んで良いけど、たいていの場合、怒る必要がない。

というか、怒ると余計に望む結果を得られなくなることのほうが大半。

 

だから、俺は基本怒らない。

 

この本でも同じように「その商品は何のために買うのか」を考え直すことで的確な判断ができるようになる、って紹介されてた。

 

 

今のご時世、美味しい話がゴロゴロ転がってる。

Google広告とかでも「FXで損切りしなくても勝てる方法!」とかよく出てくるやんね。

 

笑けてくるようなうたい文句やねんけど、そういうのに惹かれて騙されちゃう人は多いみたいで。

 

これからも冷静に、的確な判断をくだせるように日々成長していきたいと思う。

がんばろ。

 

ノシ

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