2021年5月12日に、フォレックステスター5(以下、FT5)がリリースされたので、FT4からFT5へグレードアップしました。
率直な感想は、
「期待外れ」
です。
( ・ิω・ิ)。
私が何に期待していたのか?というと、「重さ(速さ)の改善」です。
フォレックステスターという検証ツールは、インジケーターを複数表示させたり、チャート窓をいくつも表示させるとかなり重たくなります。
FT4から大分マシになりましたが、それでも私的にはもう少しスムーズに検証がしたい。
FT4とFT5を同時に立ち上げ、テスト時のローソク足の形成速度を見比べてみましたが、困ったことにFT4の方が少しだけ速いんですよね…。
FT5を4時間ぐらい触り倒しましたが、何度やってもFT4の方が速いという結果でした。
iPhone撮影になりますが、その時の動画を一部だけ撮ってみました。
- ローソク足形成速度 → 最速
- 15分足毎の形成
- VIPデータを使用
- テストクオリティは「1分足データを使用する」を選択(ティックデータは使用しない)
- SMA4本(21,89,200,800)、MACD(12,26,9)表示
- チャート窓 → 1つ
- その他窓は一切表示させていない状態
上記条件で速度を比べてみました。
左がFT4、右がFT5です。
動画内ではほぼ同じ速度で進行していますが、ずっと検証をしていくと、右のFT5の方が少しだけ遅くなってきます。
2分半程進めれば、FT5の方からスタートさせていたのにも関わらず、左のFT4が追い付いているのが分かるかと思います。
FT5では、テスト画面全体としては確かに見やすくなったような気はします。
その他機能もプラスされ、色々と使いやすくなったのかもしれません。
しかし、私のする検証では、EAなどは一切使わず、ただただエントリーできそうなポイントをひたすら探していきトレードする、という内容ですので、その他機能は全く必要無いんですよね。
FT4よりも動作が遅いのであれば、今後使用する検証ツールとしてFT5を使用する理由は何もないなーというのが率直な感想。
私は元々FT3を使用しており、2021年4月にフォレックステスターのファイナルセールという事で、ファイナルセール中にFT4を購入すれば、FT5への無償アップグレードが付いてくるという事だったのでFT4を購入しました。
なので別に損をしているわけでは無いのですが、正直FT5にはかなりガッカリしました。
(*_*)。
「グレードアップは良いけど重さアップはしたらあかんやろ…」
これが一番の感想です。
フォレックステスターのアンケートにも
「重さ改善を強く希望します。重さが改善されるなら即購入します!」
って結構な熱量で答えたのに…。
私の思いは届かなかった。
(*_*)、
因みに、FT5についてのレビューを他のブログでも拝見させていただきました。
そこで
「FT5では長期のローソク足形成が早くなった」
という事を書かれていたブログがあったので、実際に検証してみました。
日足一本の形成にかかった時間
- FT4 → 1分14秒
- FT5 → 1分16秒
・・・。
早くなってないやん…。
寧ろ、やっぱりFT5の方が若干遅なってるやん…。
他にも
- 立ち上げにかかる時間
- プロジェクト作成の時間
等も比べてみましたが、かかった時間は殆ど同じでした。
殆ど同じというか、若干FT4の方が早かったと思います。
数秒ですけどね。
・・・
せっかくグレードアップしたとしても、重くなってしまっては使いづらい。
結論、
「私には必要無いな」
ということで、今後もFT5ではなく、FT4で検証を続けていきたいと思います。
以上、FT5のレビュー/感想でした。
あ、因みに。
FT3やFT4で取得したVIPデータはFT5でも使用できます。
データの移動は自分でしないとダメなので、その点は要注意。
メーカーに問い合わせても
「ForexTester外部での作業になるため
不具合、エラー等発生した場合弊社ではサポート致しかねますので
予めご了承ください。」
って返事がきます。ってか来ました。
内容的にはドラッグアンドドロップでできます。
難しいことをするわけではありませんので、ちゃちゃっと自分でやっちゃいましょう。
データの場所は
ForexTester5\data\History
です。
参考までにどうぞ。
最後まで見て頂き、ありがとうございました。
<(_ _)>
コメント
コメント一覧 (6件)
こちらでもFTは遅かったです。ティックの下向き矢印でティック毎のチェックを別の時間軸に変えたら早くなりました。
やはりそうですかー。。
せっかくバージョンアップしたのに不特定な条件によって速度が左右されるのはちょっと使いにくいなーと私は思っちゃいます( ´-ω-)。
8つのチャート窓を表示させて検証したりすることもあるので、1つのチャート窓だけで速度が違うなら8窓だとかなり差が出ちゃうんじゃないの?と考えてしまってFT5は購入したけど使ってません(ノ_<)
おっしゃる通りで速度も遅くなったことに加え、直感性も乏しくなり、なによりMT4の操作性から乖離してしまいましたね。アップグレードは大失敗でした。
コメントありがとうございます^^。
そうですよねー。
私の場合はFT3からのアップグレードだったので特段損はしていませんが、FT4からFT5へのアップグレードであれば失敗と言われても仕方ないように思います。
(*_*)。
今後のアップデートでどうなるか、ですね。
( ・ิω・ิ)、
はじめまして。こちらの動画をみて驚きました‼︎
私は初めて昨年2021年9月半ばにFT5をダウンロードしましたが、遅すぎて検証どころか疲弊するばかりです。
日足1本出来上がる時間が20分かかっている為、購入もとの販売代理店に(正規日本代理店の合同会社さくらやま)問い合わせましたが、パソコンのスペックの問題とか言われましたが、どうもそうは思えずネット検索でこちらにたどり着きました。 日足一本が1分16秒で出来上がるのは本当ですか?
私は時計をずっとみてますが、15分は過ぎました。1分足画面、15分足画面、1時間足画面、日足画面の4画面を出しています。
パソコンは1TBの中半分近く空きもあります。
テストスピードは緑バーの1番右の最速に合わせています。
すみません…どうしてこんな状況なのか教えて頂けませんか?
検証所が大切なのは分かっていますが、それ以前の問題で、ローソク足形成が遅すぎて何時間使っても少しだけしか検証出来ない状況です。
どうぞよろしくお願いいたします。
初めまして^^。
せっかく高い検証ツールを購入してやる気になっているのに検証作業が思うように行かないとツラいですよね。
気持ちめちゃくちゃわかります;;。
何故日足1本に15分もかかってしまうのか。
これについて私が考え付くことを箇条書きで書くと
①4画面(1分、15分、1時間、日足)は出し過ぎている
②インジケーターを表示させ過ぎている
③パソコンの容量は1TBでも、CPU(core i5など)やメモリ(8GBは欲しい)のスペックが足りていない
④同時にいろいろ立ち上げすぎている(音楽をかけている、YouTubeを再生しているなど)
といったところでしょうか。
特に
【①4画面(1分、15分、1時間、日足)は出し過ぎている】
これは出し過ぎのように思います。
私は2画面(15分足、1時間足)しか出していませんでした。
他の時間足が見たいなら、その都度画面を切り替えて(ctrl+X,ctrl+Z)表示させていました。
理由はChikakoさんのおっしゃる通り、めちゃくちゃ遅くなるからです。
確かに複数画面で確認したいのはわかります。
ただ、それだとめちゃくちゃ重くなります。
「そんなの聞いてない!それは不具合の範囲でしょ!」
と言いたくなるかもしれませんが、そういうツールなんです。
うまく使用していくほかありません。
Chikakoさんがパソコンの知識がどこまであるのかわからないので少し砕いて説明します。
「そんなんわかってるわ!」ってなったらすいません;;
下記は読み飛ばしてください。
CPUがcore i7以上で、メモリが16GBあるのであればサクサク動いてくれるかもしれませんが、それでも多少なりとももっさりした動きになると思います。
(この記事を書いた際に私が使用していたパソコンはcore i5,メモリ8GBです)
1TBというのは容量、いわばモノをしまう箱の大きさを表しているだけなので、関係なくはないですがそこまで重要ではありません。
大事なのはそのモノを扱う脳みそ(CPU)と作業スペース(メモリ)です。
FT5にどれぐらいのスペックが必要なのかは知りませんが、1TBという容量はあまり関係ないんです。
CPUとメモリが良ければ同時に音楽をかけていたりYouTube見ていてもあまり問題ありません。
【②インジケーターを表示させ過ぎている】
このポイントでは私も苦戦しました。
私はSMA4本、MACDを表示させていますが、正直これ以上増やすと動きが鈍くなるかと思います。
最初は
SMA3本
MACD
ストキャスティクス
ボリンジャーバンド
など表示させていましたが、まぁ検証できるような速度ではなかったです。笑
Chikakoさんが仰るように、日足1本で15分かかってしまうかもしれませんね。
Chikakoさんがどれぐらいインジケーターを表示させているかはわかりませんが、そのあたりも見直す必要があるのかもしれないですね。
と、私が考え付く[日足1本出来上がる時間が20分かかる]という原因は上記通りです。
じゃぁどうやって検証すればいいの?ということなのですが、答えとしては
「分けて検証する」
ですね。
同時にすべて検証しようとするとチャート進行が遅くて検証どころじゃありません。
MAならMAだけ。
ボリンジャーバンドならボリンジャーバンドだけ。
水平ライン、トレンドライン、ラインの検証ならラインだけ。
ちなみに、インジケーターもすべての時間足に表示させてしまうと激遅になってしまうので、おすすめとしては時間足2~3つぐらいにとどめておいたほうがいいかと思います。
私のパソコン、今は20万以上するハイスペックパソコンを使用していますが、それでもすべての時間足にインジケーターを表示させたりはしていません。
遅くならないのかもしれませんが、過去にChikakoさんのように検証する際に遅くてめちゃくちゃ苦労した記憶があるから、
「またあの苦労を味わうかもしれないのか。それはイヤだなー」
と思ってしまってやらずじまいです。
(;^ω^)。
結果的には分けて検証するが正解だと今では感じているので、私はそういう風に検証していました。
すべてを見ようとしても、流し見になってしまって身につくのが遅くなってしまうからですね。
人によるとは思いますが、一点集中型でやるのも悪くないと思います。
最後のほうは話が逸れました。
すいません。
参考になれれば幸いです^^。
検証、頑張ってください!